今月は事故対策委員会による勉強会を行いました。
毎月同委員会ではユニットごとの事故件数を報告しあい、その中で同じ事故が起きないよう原因分析と対応策について検討しています。しかし、同じ利用者様に対して繰り返し転倒事故が起きてしまっており、今回はグループワークを通して今後の対策について皆で知恵を出し合いました。
委員からその利用者様の状態について説明があった後、6つのグループに分かれ、それぞれどのような対応策があるか考え、順次発表してもらいました。リビングでの転倒が多い方に対しては、見守りをする際必ず利用者様の方を向いて行う、ティッシュやタンスの中の物を取ろうとして転倒される方に対しては、普段使う物を手の届く位置に置く、ふらつきを防止するため下肢筋力を向上させるリハビリを実施する、また夜間帯に転倒が多いことに対しては、センサーマットや足元灯の使用を検討する、などの意見が出されました。
グループ内では所属するユニットがバラバラになるよう座ったため、対象の利用者様がどなたのことかわからない職員からも積極的に意見が出され、参考になるアイデアもあったように思います。この結果をユニット内で再度検討し、今後事故が起こらないようにしていきたいです。
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