10月の勉強会は、毎年感染症が流行する時期に合わせ実施している、感染委員会による勉強会です。
まずは動画を見ながら、嘔吐物の処理方法を学びました。施設マニュアルと異なる部分は動画を止め、その都度説明を加えました。動画だと嘔吐物が広範囲に飛散していることがよく分かり、施設では中心から2メートルを消毒することとしています。実際に2メートルの範囲がどの程度あるのかについて、ユニットリビングやデイルームで実際に測った写真で確認しました。
次に、参加した職員一人ひとりに手洗いの実践をしてもらいました。まずは普段通りの手洗いを行ってもらうと、数秒で終える職員もいれば数十秒かけて行う職員もいました。基本は石けんを泡立てて手の甲から指の間、爪、手首まで40秒かけて行うと良いとされています。もう一度意識しながら手洗いを行いました。
介護の現場で推奨されている、一つのケアを行ったら手洗いをして次のケアに入るという、「一ケア一手洗い」を徹底し、施設内に感染症を広げないようにしたいです。
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