看取りに対する介護者の姿勢について、水草介護長より講義を行ってもらいました。もし自分自身に死が近い時どう思うか、また何をしてもらいたいかを考えることを通して、同じように利用者様も思っている(怖い、寂しい)ということがわかりました。また、誰一人として同じ最期の迎え方をしないのは、人それぞれ「生き方」が違うからであり、その方の歩んできた人生を尊重することが大切で、その結果、その人らしい「逝き方」を迎えることができるとのこと。
最期を迎える際の身体的な変化にも触れ、それに見合った介助を行わなければならないことなど、皆で真剣に聞きました。例えば、意識レベルは低下していても、聴覚は保たれているといわれ、死を予測させるような発言は控えたり、口唇や舌が乾燥しやすいからといって無理に水分をとらせようとして誤嚥してしまってはいけないので、湿ったガーゼなどでぬぐったりといった配慮が必要であることを学びました。
Copyright © CherryVilla. All Rights Reserved.