施設内研修

H26.3.26 全体会

 3月の全体会は、感染性胃腸炎を発症したユニットからの報告と、介護長によるコミュニケーションの研修があり、新入職員を交えて行われました。

 感染症は今年1月中頃より約1ヶ月間にわたり発生しました。振り返ってみると、感染委員会で作成したマニュアルを職員が理解しておらず、間違った対応をしていたために、被害が拡大したと考えられます。マニュアル自体にも不十分な点があり、今後改良するとともに、文章形式では身につかないことから、職員一人ひとりが練習することも必要です。

 そして何よりも、職員の体調不良がきっかけと考えられるので、日頃の体調管理はもちろんのこと早めの受診を心がけます。今回の経験を生かし、二度と繰り返さないよう感染予防の原則である、「かからない」、「持ち込まない」、「広げない」を再度徹底します。

 その次はコミュニケーションについての勉強会です。日頃より自分と同じ考えや価値観を持つ人は少なく、そういった人たちに対して自分の気持ちや考えを伝え、わかり合おうとすることがコミュニケーションの目的です。しかし、コミュニケーションは苦手という職員は多く、円滑なコミュニケーションのためのポイントしてあいさつや表情、第一印象など5つの項目について説明がありました。

 介護の現場は、介護士だけでなく看護師、栄養士、相談員といった他職種の集合体であり、コミュニケーションが重要です。また、職員同士で会話する時と利用者様やご家族様とお話しする時とでは話し方や言葉遣いも変わってくるため、状況に応じたコミュニケーションが求められます。

 職場のコミュニケーションが円滑に進めば、チームワークにも良い影響が出ることが考えられ、そのためには全員が共通の目標に向かって協力することが不可欠です。施設における共通の目標とは、「施設理念」であり、今回の研修の場において全員で理解しあいました。

 コミュニケーションは一朝一夕で身につくものではないので、日々勉強していかなければと思います。写真を撮りながら全体を見渡していると、メモをとりながら真剣に聞いている姿が印象的でした。

採用情報

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  • 年間のお休みが多いです。
    (土日、祝日の数)
  • 福利厚生が充実しています。
  • 隣接の保育園を利用できます。
  • 隣が関連病院で、職員が受診した場合、医療費の補助が受けられます。

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