3月の全体会は、感染性胃腸炎を発症したユニットからの報告と、介護長によるコミュニケーションの研修があり、新入職員を交えて行われました。
感染症は今年1月中頃より約1ヶ月間にわたり発生しました。振り返ってみると、感染委員会で作成したマニュアルを職員が理解しておらず、間違った対応をしていたために、被害が拡大したと考えられます。マニュアル自体にも不十分な点があり、今後改良するとともに、文章形式では身につかないことから、職員一人ひとりが練習することも必要です。
そして何よりも、職員の体調不良がきっかけと考えられるので、日頃の体調管理はもちろんのこと早めの受診を心がけます。今回の経験を生かし、二度と繰り返さないよう感染予防の原則である、「かからない」、「持ち込まない」、「広げない」を再度徹底します。
その次はコミュニケーションについての勉強会です。日頃より自分と同じ考えや価値観を持つ人は少なく、そういった人たちに対して自分の気持ちや考えを伝え、わかり合おうとすることがコミュニケーションの目的です。しかし、コミュニケーションは苦手という職員は多く、円滑なコミュニケーションのためのポイントしてあいさつや表情、第一印象など5つの項目について説明がありました。
介護の現場は、介護士だけでなく看護師、栄養士、相談員といった他職種の集合体であり、コミュニケーションが重要です。また、職員同士で会話する時と利用者様やご家族様とお話しする時とでは話し方や言葉遣いも変わってくるため、状況に応じたコミュニケーションが求められます。
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