1月の全体会は、県老施協中濃支部介護部会で、「腰を痛めない楽技介護」という研修に参加した2名の職員からの報告でした。
テーマは、ベッドでの寝返り・起き上がり、椅子からの立ち上がり、椅子から椅子への移乗についてであり、実演実技を交えながら説明してもらいました。
まず、私たちは普段寝返りをする際、①頭を上げる、②肘をつく、③足を上げる、という3つの動作を自然に行っているそうです。
この3つの動作に合わせた介助を行うことで、介護者は無理なく寝返りや立ち上がりを援助することができるとのこと。
立ち上がりにも、①足を引く、②前屈みになる、③床からの高さが40cmくらいだと立ちやすい、という原則があり、利用者様に前屈みになった勢いのまま立ってもらうことで腰への負担は少なくなるそうです。
その際、利用者様の膝を介護者の膝で挟んだり、密着させたりして動かないようにすることが大切です。
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