事故対策委員による研修が行われました。
介護現場において事故発生件数をゼロにすることは、限られた人員でお世話する
場合もあり、不可能に近いといえます。そうであるなら、事故を「防げる事故」と
「防げない事故」に分け、過失のある事故を防いでいくことが対策として有効と
いう視点が大切です。
この研修では、過去に施設で起きた事故を元に、発生状況やADLを考慮して
防ぐべき事故だったのか、防げない事故だったのかをグループごとで議論しま
した。
振り返ってみると防ぐべき事故が多く、介助時安全に行うためのルールを
守れていないことがわかりました。まずは正しい手順の遵守や用具の点検等、
できることを確実に行う必要があると改めて感じました。